マイソールクラスで練習を始めた方に伝えたいこと。

ナマステ!

今日もどこかで誰かがマイソールクラスの扉を開き、
これからの新生活にワクワクしていることでしょう。

初めましての方もいると思いますが、
僕はアシュタンガヨガ神戸を主宰している清水誠也と申します。

15年に神戸に移住し、
マイソールクラスを始めて5年目になります。
沢山の方がアシュタンガヨガに興味を持ち、
伝統的な練習スタイルのマイソールクラスで実践に励む姿を
短い年月ですが、近くで見させてもらっています。

しかしその中で、
練習を継続したいけど断念する人も見てきました。

アシュタンガヨガが合わなかったという理由であれば
アシュタンガヨガを辞めることに何も感じませんが、
やりたいのにできない。
という方に対しては、若輩者ではありますが、
メッセージというか、継続する為に知っておいた方が良いコツがあるので、
今回は文章にしてみようと思います。

題名は
『 マイソールクラス で練習を始めた方に伝えたい3つのこと 』
ですが、
『 練習を継続する為にやるべき3つのこと 』
でもあります。

最近始めた方はもちろんですが、
以前チャレンジしたが辞めてしまった。という方にも
是非とも目を通して頂き、
また練習を再開するきっかけになればとても嬉しく思います。

まずはこれからアシュタンガヨガをマイソールクラスで始めたい方もいると思うので、マイソールクラスを超簡潔に説明すると、
① シークエンス(ポーズの順番)が決まっていて、
一つずつ覚えながら練習が進んでいくいので、
最も簡単で初心者向きのヨガ。

② 指導時間が長く、(通常は3時間ぐらいオープンしている。AYKBは8時間)
自分のライフスタイルに合わせて好きな時間に練習することができる。

③ 講師は常に個別で指導してくれるので、
各生徒に合った、個人的な指導が受けられる。

といった、とても自由度が高いヨガの実践スタイルです。

老若男女、持病があったり、怪我をしている人でも誰でもできるヨガなので、
練習自体は簡単ですが、
継続することは簡単ではありません。

前置きが長くなりましたが、
継続する為の3つのポイントを書いていきますね。

① 朝練という習慣は複数の習慣の複合体ということを理解する。

マイソールクラスで練習するということは
1日の始まりをヨガの練習から始めるということです。

それを誰かに伝える場合は
『 朝ヨガを始めたんだよね! 』
と言った具合ですが、
これはヨガだけではなく、複数の習慣の複合体であり、
実際に生活習慣にするにはしなければいけないことが沢山あります。

まずは早起きです
ヨガ自体はシンプルなのに継続することが難しい理由の正体はコイツです。
なぜなら早起きをするには早寝が絶対条件だからです。

僕が実際に感じている
アシュタンガヨガで1番難しいことは
早く寝ることです。

例えば朝30分ヨガスタジオでヨガをする場合は
ほとんどの方が移動時間や準備の時間を入れると
1時間ぐらいは必要で、
1時間の練習をするならば、2時間必要なのです。

その為、2時間の早起き、

すなわち、2時間早く寝ることが最重要課題になります。

早寝をせずに睡眠時間を削って練習をして
1週間はできたとしても1年間は無理です。
疲労はすぐに蓄積します。

超多忙な現代人が2時間の睡眠時間を削ることは
普通に考えて現実的ではありません。
が、継続に失敗する方の多くは睡眠時間を削って練習にきてしまいます。

最近朝練を始めた方に絶対理解して欲しいことは

最初の3ヶ月ぐらいはヨガではなく
早く寝ることを最優先するということです。

② 週に1度以上会う人に報告する

2番目も早寝の続きです。
あなたがいくらヨガをしたくて
早く寝ることの重要性を理解しても
あなたの同僚や家族はその重要性を知りません。

なんの悪気もなく
食事や飲み会に誘ってきます。
その時にきちんと断り文句を用意しなければいけないし、
なんなら誘われる前に
『 最近出勤前にヨガをするのに早寝を意識しているので、
食事は休みの日に行きましょう。』
とか、週に1回程度の曜日を決めておいて、
それ以外の日はヨガをするから誘わないで欲しいと事前に伝えておきましょう。

ここで黙っていると
断れずに食事に行って帰宅が遅れ、
睡眠時間が削られ、練習のモチベーションが下がります。
また、理由もなく断ると相手方も困惑します。

そして人に伝えることにはもう一つ理由があります。
それは、宣言することにより周りが応援してくれます。


『 朝ヨガはどうですか? 』
など、興味を持ってくれる方も出てくるでしょう。
みんなが応援してくれることにより、
程よいプレッシャーも得て、
『 三日坊主は恥ずかしい。頑張って継続するぞ! 』
という意力も湧きます。

余談ですが、
目標を誰かに宣言するという行為は
夢や目標を達成するのにかなり効果的で、
しない場合と比べると
なんと60%以上も達成率が上がるのです。

③ 10分でも良いからスタジオに通う。

新しい習慣を作るということ。
特にいくつもの習慣の複合体の場合は
現実には想像よりもかなり難しいです。
そして、マイソールクラスの場合に最も大切なことは
早寝早起きなので、早寝早起きが習慣になるまでは
ヨガなんてオマケみたいなものです。
10分でも良いからスタジオに行く習慣を身につけて、
太陽礼拝Aを5回もできたら大成功です。
自分で自分を褒めてください。

千里の道も一歩から。
ということわざのように、
10分の練習に通えない人が
2時間の練習なんてできるようにはなりません。

そして、この10分の練習を日々継続することが
どれほど難しいかをアシュタンギは知っています。
この10分をバカにする人なんてアシュタンガヨガの世界にはいません。

インド・マイソールのアシュタンガヨガ研究所(KPJAYI)のグル、
シャラジは
『 難易度が高いアーサナをすることよりも
毎日練習を継続することの方が難しいし、重要です。』
とおっしゃっていました。

まずは自分の生活習慣を練習ができるような環境に整えましょう。
アーサナの実践による心身の変化と変容は素晴らしいものですが、
早寝早起きの規則正しい生活習慣も負けず劣らず人生を激変させる出来事になることでしょう。

スタジオでの練習と家での練習の違いについて

たった10分なら家でも良いのではないか?
と思う方もいらっしゃるでしょう。

ですが、あくまで10分は始まりで、
時間をかけて、15、20、30・40・50・60分と
各自のペースで練習時間は長くなっていきます。
そういった将来を見据えて、スタジオでの練習を勧めているのもありますが、
1番の理由は『 集中 』の深さの違いです。
ヨガの練習に限ったことではありませんが、
何かに取り組む際、集中の深さはとても重要です。
物が溢れた部屋やリビングでの練習は意識が散漫し、
ヨガの練習に適した環境ではありません。

しかし、ヨガスタジオとは
ヨガの練習をする為だけの場所なので、
余計なものもなく、
何より先生に見てもらえ指導してもらえること。
他の練習生とエネルギーを共有出来ることが非常に大きいです。

意識が散漫した練習と集中している練習では雲泥の差です。

また、先生や他の練習生と関わることにより、
モチベーションの維持にもなります。
ヨガのような個人的趣味での
・楽しさ
・問題
・悩み
などを同僚や家族には相談できることは少ないですが、
同じことに打ち込んでいる先生や先輩との関わりは
あなたの練習を深めるきっかけを頻繁に与えてくれることでしょう。

以上、
マイソールクラスを始めた方に伝えたい3つのこと。
でしたが、実は最初は6つありました(笑)。
何度も書き直しているうちに、
絶対に削れない3つが残り、今回の文章になりました。

この3つは
『 マイソールクラスでの練習を継続したい。』
方には絶対条件だと心から思っていて、
真剣に書いたので、継続したい方は是非この3つに絞って頑張ってください。

あなたの人生がアシュタンガヨガの練習で
より充実した日々になることを心より願っております。


AYKB
清水誠也


・・・。
以下個人的な思いを綴らせてもらうので、
時間がない方はスルーしてください。

僕は10代の頃から
『 何かに夢中になれる人生を歩みたい。』
という思いが強く、
音楽や旅を通して、夢中になれることを探しました。
その中の一つがヨガでしたが、
最初の数年は他の趣味のパフォーマンス向上の為にアーサナの練習をしていました。
そして20代中盤になり、
アシュタンガヨガ、マイソールクラスでの練習に魅了されていきました。

他のヨガではなくなぜアシュタンガヨガだったのか?

それは
『 これを続けたら、オレもあんな大人になれるのかな? 』
という期待でした。

『 あんな大人 』 と僕の目に写った大人たちは
26歳の僕よりも20も30も年上なのに、
各自が自分自身と向き合うことだけに集中し、
よそ見もせず、尋常じゃない汗をかく大人たち。
ただ黙々練習する姿に心を打たれました。

出会ったことがないタイプの人たちでしたが、
練習が終わるとどこにでもいる普通の人にも見えました。

もしもあだ名を付けるなら、
『 スーパー普通人間 』
かな(笑)?

不規則で不安定な生活をしていたけど、
月日を重ねるうちに完全に夢中になっていました。

ここまで夢中になれた理由は
・深めることに終わりがなく、死ぬ日の朝までできること。
・尊敬できる先生、先輩だらけだったこと。
・健康で健全
・精神的成長を実感できる喜び
というのが僕の個人的な理由です。

細かい理由や魅力をあげればキリがありません。

そして、現在10年が過ぎて
僕がアシュタンガヨガの実践で得た一番の恩恵は
早寝早起きができるようになったことです。

ヨガ哲学を学んでいる方には、
もしくは哲学的な答えを期待した方には申し訳ありませんが、
これが2019年6月現在の僕の本音です。

柔軟性が〜
体幹が〜
メンタルが〜
人生の意味が〜
なんて恩恵も感じていますが、
早寝早起きの素晴らしさの前ではどれも色褪せるかな。

日の出前の時間にだけ存在する自分を見つけました。

あの時間の意識ほどクリアな状態はありません。

あの時間にベストコンディションで自分と対自したい。
その為ならば、僕は何だってする覚悟ができました。

アシュタンガヨガとの出会いは
自分自身との出会いでした。

これからの残りの人生をかけて
更に自分自身を探求する日々を過ごしていくことに
僕は言葉では表せないワクワクを感じています。

では、おやすみなさい。

明日の練習もお互い楽しみましょうね!

#神戸ヨガ