ヨガの練習で経験する痛みと怪我について

ナマステ

セイヤです。
今日は『 痛みと怪我 』についてです。

『 どこどこが痛いのですが、どうしたら良いですか? 』
『 怪我をしたのですが、休んだ方が良いですか? 』
といった質問は珍しくありません。

アーサナの練習を継続的に行なっていると、
多くの方が大なり小なりの痛みを経験します。

理由はいくつかあり
・体を動かしたことによる筋肉痛
・身体の変化に伴う痛み
・ヨガをする前に痛めた怪我の再発
・間違えた身体の使い方による痛み
・先生のアジャストが強い
( もしもアジャストで痛みを感じたら絶対にリアクションした方が良いです。)
・頑張りすぎて限界を超えた時に生じる痛み
・年齢により生じる痛み(五十肩など)
・もともと痛かったけど、ヨガで敏感になったおかげで気になりだす痛み

などなど、痛みの原因も種類も様々です。

また、痛くはないけど、
『 きつい・しんどい 』
『 苦しい 』
といった状況も多々あります。

この2点に関して、もちろん一概にはいえないのですが、
『 きつい・しんどい 』場合はやりすぎです。
少し練習量を減らしたり、身体にかけるプレッシャーを軽減しましょう。
もしくはそのまま続けると、その程度ではきつくなくなります。

『 苦しい 』場合は無意識に呼吸を止めている場合がほとんどなので
落ち着いて呼吸をしましょう。
呼吸ができないというのも限界を超えている可能性が高いのでやりすぎです。

さて、痛みに戻ります。

まずは、
いつから
どこが
どんな風に痛いのか?
を自覚しましょう。


筋肉痛なら悪いことではないし、
関節痛なら危険です。
自分の痛みの症状を先生と相談して、
練習を見直します。

ヨガを実践する上に一番最初に言われる心構えは
『 アヒンサ( 非暴力 ) 』です。
アーサナの練習で自分の身体を痛めつける必要はないし、
自分を攻撃すること自体がヨガとは離れたところにいます。

たまに
『 怪我してなんぼ! 』
『 みんな怪我してるから私も我慢! 』
みたいな自虐系の方もいますが、
大きな勘違いです。

アシュタンガヨガの練習で
『 NO PAIN NO GAIN 』
なんて言われますが、
痛みを我慢しろ!という意味ではありません。
決して誤解のないように!

ちなみに僕は痛みを我慢しながら練習し、
大きな怪我をしたことがあります。
怪我をすることは簡単ですが、
治すことはとても根気がいり、時間もかかるので、
小さな違和感であっても自分の身体の声に耳を傾けてください。

あなたの身体の変えはありません。
一生その身体と付き合っていくので
攻撃はせず、でも甘やかさず、そしていたわってください。

では痛みが生じた時はどうすればよいのでしょうか?


① 自分のヨガの先生に相談する
② 痛い動きを飛ばして練習をする
③ 専門家( 病院や整体など)に診てもらう
④ 練習を休む

まずは必ず自分のヨガの先生に相談してください。
これは絶対です
あなたはその小さな痛みを小さなことと捉えているかもしれませんが、
そうでないことも多いからです。

先生に痛みを伝えておけば
解決に向けたアドバイスをもらえるかもしれないし、
アーサナを飛ばしたり、練習を休む事についても理解してくれます。

そしてあなたがアシュタンガヨガの練習生ならば
あなたは自分自身で自立した練習ができるので、
②の痛い動きを飛ばして練習をすることをお勧めします。

たとえば手首が痛ければ、マットに手をつくアーサナを飛ばしたり、
膝が痛ければパドマアーサナ(あぐら)は組まずに足を下に入れたりします。
首が痛ければ上は向きません。

僕の個人的経験では
首・肩・手首・背中・腰・おしり・ハムストリング・膝などを痛めたことがあり、ぎっくり腰は3回経験があります。
ですが、
『 痛いことはしない。』ということを徹底的に守れば
怪我をしている最中でも
アーサナの練習で痛みを感じることはありません。

上記した通り、
痛みが生じたらそのアーサナを飛ばすからです。

インド・マイソールにあるアシュタンガヨガ研究所(KPJAYI)でも
Sharathjiに痛みや怪我について報告すると
痛みの質によりますが、
『 痛いことはしなくてよい。どうしても痛いアーサナは飛ばしても良い。』
と言われます。
( あくまで僕の経験です。)

日々の継続的な練習により、
自然治癒力も高まるし、
深い呼吸と適度な運動は心身をリラックスさせてくれます。
そして、痛みの原因を突き止めるにも
自分自身で内観しなければいけません。


③の専門家に診てもらうと
レントゲンやMRIなどで、客観的判断の手助けにはなります。
それで解決することもあるし、
痛いのに異常無しと診断されることもあります。
僕は病院や整体について勧めるタイプですが、
解決に繋がることもあれば、繋がらないこともあります。

結局は自分自身の身体は自分の感覚で判断しなければいけません。
『 自分のことを自分で認識する 』
ようにするのにはいつも通りの練習が一番です。

何よりアシュタンガヨガは毎日同じことの繰り返しなので、
小さな、細かな変化を感じ取ることができます。
変化を察知する感度が上がります。

どこが
どのように
なんで痛いのか?

自分自身に問いかけてみましょう。

痛みは一見ネガティブなことのように感じるかもしれませんが、
私たちの成長には欠かせない感覚です。
アーサナの練習においては実際の先生以上に
あなたに身体的、精神的様々なことを伝え、教えてくれます。
目を背けず、向き合いましょう。

④ の練習を休むことについては
休めば痛みは治る可能性がとても高いです。
完全に治るまで休むという選択もありだと思います。

だけど、もしも痛みの原因が身体の使い方だとしたら
再開した時にまた同じ痛みを経験する可能性があります。

その時に
②の『 練習を続けながら痛みの原因を解決する 』
を選ぶか、
また④の『 痛みが治まるまで休む 』を選ぶかです。
④を選択するとまた④に戻ってきます。

僕はアーサナの練習で体験したこと、
すなわち、困難と向き合い乗り越えること。は
日常生活、人生にとてもポジティブな影響がでるし
何よりも自分の成長をはっきりと感じることができるので、
向き合うことを勧めます。

痛みに限ったことではないですが、
最初はネガティブなことのように感じることこそが
今の自分に必要なことが多いし、
実際に意識的に向き合ってみると
意外と楽しめることも多いです。

それは誰もが自分の成長に喜びを感じるからです。

ヨガに限らず
何かを何年も続けるうえで
ずーっと上達し続けたり、
困難に出会わないことなんてありません。
むしろ困難と向きあい、取り組む事こそが楽しいということを認識しなければ
何年も続けることは無理でしょう。

あなたはなぜヨガの練習を始めたのですか?

突然テーマが変わったような質問を投げかけてすみません。😅

ヨガを始めた理由は人それぞれだし、
ヨガの練習からの恩恵もそれぞれですよね。

ただ、せっかく『 ヨガをしよう! 』

と思って始めたので、痛みや怪我を理由に辞めないで欲しいと思っています。
痛みや怪我は、一時的に気持ちが落ち込むことでしょう。
でも、痛みや怪我が生じても、
ヨガの実践がもたらす恩恵は変わりません。

そして、きちんと痛みと向き合えば
ほとんどの痛みと怪我は治ります。
僕は右膝の半月板を損傷し、手術を考え、病院と先生まで決めたけど、
直前で『 ヨガを信じてみれば? 』と先輩に言われて思いとどまりした。
それから2年もしないうちに治りました。

いじけず、めげず、やさぐれず(笑)
様々な観点から膝の痛みと向き合うことで
それまでの自分にはなかった性格も生まれました。

もちろん痛めずに成長を感じた方が良いけど、
何にせよ、その人の捉え方次第です。

身体に痛みが生じても
生活習慣を整え、
早寝早起きをして、
自分と向き合う時間を作り、
呼吸で自分自身を内観する。
という最高の習慣を手放さないで欲しいです。


そして、
『 痛みが生じても全く痛みを感じない練習のやり方 』
を取得すると、
その後のヨガ人生のストレスは軽減されるし、
何より、
それを取得しなければ、同じところをループし続けてしまいます。

遅かれ早かれ取得した方が良い心構えです。

では、『 痛みと怪我について 』の
あくまでも僕の個人的意見ですが、


・ 痛いことは絶対にしない。
・ 痛みを理由に練習を休まない。


この2点です!

では、引き続き自分自身の練習を楽しんでいきましょうね!

この痛みはもう治らないかもしれない。
と思うこともあるかもしれません。

だけど、練習で治るからヨガを信じてみてはいかがでしょうか?

アシュタンガヨガ神戸
清水誠也

#神戸ヨガ
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